ホームページは本当に必要ない?グーグルマップで十分なのか?
いつもご覧いただきありがとうございます。株式会社グラニーレ クラウドサービスの長岡です。
本日は「ホームページは必要ない!」という意見について、本当にそうなのか考えていきたいと思います。
私のようなWEB制作会社の意見では少し不平があるかもしれません…しかし、場合によってはホームページが無くても良いのでは?という考えも私の中にあります。
むしろ、ホームページを作って満足してしまう方はまだホームページはつくらないほうが良いかもしれません。
そもそもホームページの役割は何なのかから順番に考えていきましょう。
もくじ
ホームページの役割を何と考えるか
ホームページの役割は企業様ごとにさまざまな考えがあります。
- 集客に使ったり
- 名刺代わりに使ったり
- ブランディングに使ったり
もちろんホームページへの考え方に正解などありませんが、ホームページは使い方によってただの名刺にもなるし、何千万円、何億円と売上をあげる営業マンにも変わります。
おそらく「ホームページなんていらない」と考える人の多くは「名刺代わりに」や「どうせ誰も見ない」と思っていることが多いのではないでしょうか。
ホームページは見られないのか
これはあなたが狙っているターゲット層の年齢などによります。極端な話、100歳の方限定で営業している企業様であれば、たしかにホームページは見られないかもしれません。
その場合は架電やチラシのほうが効果が出るかもしれません。
しかしそうでもない限り、ほとんどの場合でホームページは見られます。
例えば私の場合、楽天やアマゾンで通販をしようとして良い商品を見つけても、そのお店がキチンとしたお店かどうか企業のWEBサイトをチェックします。そこでWEBサイトがなかったら多少高くなっても他のお店で買います。
あとは備品を発注するときにも、WEBサイトをチェックしますよね。中古車を買うときカーセンサーを見たあと本当に気に入った車があれば下見する前に企業のWEBサイトをチェックしますし、子どもに誕生日ケーキを買うときもインスタで検索したあとWEBサイトをチェックします。
このようにホームページは意外と見られていて、しかもかなり重要なタイミングで見られることが多いのです。
ホームページの出来は最後の決め手となりやすい
企業の場合、ホームページのありなしは「会社の信用」と「会社の格」に繋がっているとよく言われます。
ネットでなにかの情報を探しているだけのライトユーザーなら、企業のWEBサイトはそこまで見ません。(見せる方法はあります。)
しかし、先程の楽天や中古車の例のように「購入を検討しているヘビーユーザー」こそがホームページを必要としているのです。
相見積の場合にホームページがあるかないか
例えばどこかの企業に架電して見積もりを送る話になったとしましょう。そのあと相見積もりになったとして、商品や値段は全く同じだったとします。
A社はホームページがあって会社の歴史や理念、取引先の会社名や実績、担当者からのメッセージが読めるが、B社はホームページがなく、Googleで検索するとタウンページなどしか出てこない。
これだったらやはり、その会社のことをしっかり知ることができるA社に話が行きやすいと思いませんか。
グーグルマップで良いのでは?
もしかしたら少しむずかしい話かもしれませんが、今はホームページじゃなくグーグルマップにお店や会社の情報を載せて集客することが可能です。
もちろんそれはしたほうが良いです。特に地域密着の飲食店や美容室、商店などは必ず設定しましょう。
ではグーグルマップであなたのお店を見つけたあとユーザーはどうするでしょうか?
まずは口コミを見て、それが微妙だったときにホームページに飛んできます。このときにホームページがなかったらそれで終わりですが、ホームページに店主の思いだったり美味しそうなメニューだったりキャンペーン情報が書いてあればもう1回チャンスがあります。
ホームページを持たずにSNSだけでやる!という企業様も、もしかしたら見込み客を少し取り逃がしている可能性があります。
ホームページがあるとできること
- 見込み客の集客
- 信頼の獲得
- 営業マンとして動かす
- 採用活動
ここまで触れてこなかった採用活動についても同じことが言えます。特に新卒の若い子においてはホームページがあるかどうかはもちろん、キレイかどうかも見ています。
もしハローワークなどに求人を出したが全く求人が来ないという方は、ホームページを見直してみるのが良いでしょう。そもそも持っていない場合はもう作ってしまいませんか?
ホームページにアクセス解析を置いておくとハローワークから何人がホームページに来たかを計測することもできます。
ホームページがないと失われるもの
- 売上げアップのチャンス
- 採用のチャンス
- 競合に勝てる優位性
- 企業の信頼
でもやっぱり、作ったら更新しましょう!
「うちはホームページはある。5年前に作った」
という方もいらっしゃるでしょう。これに関しても、この記事で言っているホームページがない企業と同じような印象をユーザーに与えている可能性があります。
例えばホームページの一番下に2017年○○○と書いてあるのと、2021年〇〇〇と書いてあるのでは後者のほうが良いでしょう。
お知らせ欄があるとすれば「2017年〇月 ホームページを開設しました」よりも「2021年○月 先日のイベントは大盛況でした!」など最新のニュースがあれば印象がぐっと良くなります。
テレビやチラシではできない分析もできます!
ホームページの良いところは、どんな人が何人見てくれたかを分析できることです。
テレビCMや折込チラシ、新聞は一定の効果はあっても何人が見たかどうかわかりませんよね。それでは2回目、3回目にもっと効果を出すためにどう改善すれば良いのかわかりません。
でもホームページであれば、例えば
- ホームページに来た人数
- 年齢層
- 性別
- 何に興味のある人か
- どこからホームページに来たか
- なんと検索したか
- 何秒見てくれたか
など、様々なことがわかります。
こんな事例もありますよ!
とある産業機械メーカーさんのお話。
今まで50代の決裁者を狙って新聞広告を出していたが、ホームページを作ってみたら20代の男性のアクセスが多かった。そこで仮説として「決裁者から発注を命じられた若い社員が自社の本当のターゲットなのではないか」と気付き、ホームページから専門用語をなくし、親しみやすいデザインにしたところ売上が前年比1.6倍になったのです。
ホームページをしっかりと分析するとこういったことも見えるようになってきます。
ホームページの可能性は無限大!
ホームページは必要ない、という意見について私としても全面的に否定するつもりはありません。
- 紹介で事業が成り立っている
- 新規の顧客はいらない
- 事業を大きくするつもりはない
そういった場合には必要ないと思います。
しかしそうでない場合、ホームページは正しく作って正しく運用すれば、それほどお金も時間もかけずに大きな結果を出してくれるツールです。
弊社ではホームページを作るのはもちろん、その後の運営のアドバイスもいたします。特に今は「WEBコンサルのセカンドオピニオン」という御社のホームページを無料で診断するサービスをしていますので、そちらもぜひご利用ください。
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