【必見】社員のモチベーションを上げる6つの方法!やる気を維持させるための対策法とは?
いつもご覧いただきありがとうございます。株式会社グラニーレの坂田です。
経営者の方や人事の方は社員のモチベーションをどうやって上げるか悩んだことがありますよね。
社員のモチベーションが低いと生産性などにも影響し、最悪は離職につながったりもします。
今回の記事では、社員のモチベーションが上がらない理由や招きやすいデメリット・モチベーションを上げる方法などについて解説していきます。悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
もくじ
社員のモチベーションが上がらない理由とは?
社員のモチベーションが上がらない理由はたくさんありますよね。その中でも代表的な具体例は、
- 人事評価などの制度に満足していない
- 働き方や給与などの待遇がいまいち
- 人間関係がうまくいっていない
- 仕事量ややりがいについての不満
- 会社への忠誠心が薄れ将来に対する不満
他にも理由があるかと思いますが、一般的に多いのは会社に対しての不満や不安などが原因になりやすいです。
原因を解消していかないと、モチベーションが上がらなくなり不の連鎖が続いてしまうでしょう。
社員のモチベーションが下がることで招きやすいデメリット
社員のモチベーションが上がらないことで招いてしまうデメリットがあります。
具体的には、
- 生産性やサービスの質が低下し、業績に響く
- 離職率を高めてしまう
- 周囲への不満を漏らす
- 顧客喪失につながる
モチベーションは上がらない社員が多いと、やる気が溢れている社員がいたとしても、生産性やサービスの質が低下し業績などに響いてしまいます。
さらには、生産性やサービスの質が低下し会社への不安につながってしまいます。
他にも、新入社員が入社してもモチベーションが下がっている社員が指導することによって、仕事の対応が気に入らないなどといった理由から、モチベーションが低下した新入社員が離職してしまうかもしれません。
社員のモチベーションを上げる方法
社員のモチベーションを上げる方法は様々です。代表的な方法は、
- 明確な目標設定
- キャリアアップや人事制度などの将来像を提示する
- ノウハウの共有
- 人材を育成する
- 待遇や職場環境を見直す
- 社内報を取り入れる
労働条件や評価・報酬制度を見直すことも一つの対策です。
しかし、見直すだけでは社員のモチベーションが長期的に続くわけではありません。長い目で社員のモチベーションを保ちたいのであれば、挑戦できる制度やキャリアアップできる研修などを取り入れることが大事です。
1つずつ解説します。
1.明確な目標設定
社員のモチベーションを上げるために必要なのが、社員が何のために働くかという目標設定が大切です。社員が「何のために働いているのだろう」と感じてしまうとモチベーションが下がる原因になってしまいます。会社の目標だけでなく個人目標を決め、達成感を充実させることや社内に尊敬できる人を見つけることを促すといいでしょう。
2.キャリアアップや人事制度などの将来像を提示する
人は褒められると嬉しいものです。子供の時に褒められると嬉しくなりますよね。
それと一緒で大人になっても褒められたり評価されたりするのを喜びます。
実際にどんなことで評価されるのか明確にすることが重要です。評価されている人を見ると自分もあの人になりたい!など尊敬や目標になりモチベーションアップにつながるでしょう。
3.ノウハウの共有
上司や先輩に聞きづらいなど、人に聞けない環境になってしまう一向にモチベーションは上がりません。新入社員や中途で入社したばかりの社員だと、仕事のノウハウを持ち合わせていません。
重要なのは、仕事のノウハウをまとめた資料やマニュアルなどを共有する体制を作ることです。
マニュアルも紙媒体だけでなく使い分けられるようにデータであると誰でもアクセスできるようになるでしょう。
4.人材を育成する
優秀な人材の確保が難しい世の中で自社の人材を育成することは避けられない問題です。
そのため、キャリアアップの研修などを行うことが効果的です。社員を育成する時に「何年後にはどんな姿になりたいか」「目標のために今何をすべきか」を検討させることが重要になります。
研修を通して目標達成のための設計を明確にさせることで、努力を促すことができるでしょう。
5.待遇や職場環境を見直す
社員のモチベーションが上がらない理由に多い待遇や職場環境です。
近年ではワーク・ライフ・バランスを重視する社員が増え、残業削減や休日制度の充実が重視されています。
会社の現状を把握し、報酬や手当・福利厚生などを見直していきましょう。
6.社内報を取り入れる
社内報とは、社内で情報共有を紙や冊子で配布するもので昔で言う瓦版です。
社員のモチベーションを上げる方法として、社内報を使って簡単に社員をほめることができます。
褒められた社員は、自信を持つことや社員から信頼されていることが分かるため、モチベーションアップの効果が期待できます。
また、他の社員にもどんなことで褒められ評価されるのか提示でき常にモチベーションの向上が可能です。
詳しくは後ほどご紹介します。
社員のモチベーションを上げる内発的・外発的動機づけがある
社員のモチベーションを上げるには、内発的動機づけと外発的動機づけの2つを理解しておくことが重要です。2つの動機づけを詳しく説明します。
2つの動機づけの特徴を下記表でまとめました。
内発的動機づけ | 外発的動機づけ |
自分の気持ちがきっかけとなり行動する動機 ・仕事が楽しいからスキルを磨く ・興味があるから頑張る ・仕事を覚えたくて仕方がない | 会社から与えられる目標に行動する動機 ・表彰されるために頑張る ・会社からのボーナスをもらうために頑張る |
自分の気持ちが変わらない限りモチベーションを維持できる | 効果はあるけど、短期的な効果しか期待できない |
2つの違いは、モチベーションの持続性の長さです。
内発的動機づけは、自分の気持ちがきっかけでモチベーションが上がります。
逆に外発的動機づけは、会社からの目的に行動するので短期的なモチベーション向上になります。
すぐに実践できる外発的動機づけの方法を取り入れても良いですが、長期的にモチベーションを上げたい企業は内発的な動機づけで社員のモチベーションを上げる方法を考えていきましょう。
社員のモチベーションが下がった時の対処法
社員のモチベーションが下がったなと感じるときがあるかと思います。
下がったと感じたら、以下の対処法を試してみましょう。
- できることから着実に達成させる
- 自分もしくは周りからご褒美を上げる
- ミスパターンなどの定期的な改善策などを教える
- 社員に合った働き方を提供する
- 相談できる窓口を設け、人間関係を円滑にする
- 仕事への取り組み方や成果などを評価する
社員のモチベーションが下がった時のパターンは様々です。
どんなことで下がったのかなどの理由を見つけて対処することが大切です。
施策による社員のモチベーションアップにつながった事例
施策による社員のモチベーションアップにつながった事例を紹介します。
株式会社サイバーエージェント
株式会社サイバーエージェントのHPはこちらからご覧いただけます。
サイバーエージェントでは、社内コミュニケーションの活性化のため「影のファインプレーを評価する」環境づくりをされています。表に出ない仕事も正当に評価するといった施策になり、社員がもつ各々の力を発揮できるような施策です。社内のコミュニケーションも活性化してモチベーションアップにもつながっています。
株式会社伊藤園
株式会社伊藤園のHPはこちらからご覧いただけます。
伊藤園では、自己啓発支援制度があります。「伊藤園大学」と「伊藤園大学院」があり、営業・財務・マーケティング・組織・グローバルなど社員が学びたい講習を受けることができます。
個人のスキルアップになるとともに、仕事にもいかせるのでモチベーションアップにつながっています。
株式会社ユナイテッドアローズ
株式会社ユナイテッドアローズのHPはこちらからご覧いただけます。
株式会社ユナイテッドアローズは、「束矢大學」という全従業員に対して全社教育の研修機関で、接客から販売業務などの基礎から学ぶことができます。
他にも、キャリアアップ自己申告制度があり、将来所属したい部署などを申告する制度があるそうです。社員一人ひとりがキャリアを考えるとともに、モチベーションアップにもつながっています。
サイボウズ株式会社
サイボウズ株式会社のHPはこちらからご覧いただけます。
サイボウズ株式会社では、育自分休暇制度というものがあります。
一度退職した社員が外で得たノウハウを復帰した時に活用してもらいたいという想いがあるそうです。
6年以内であれば再度入社でき、IT業界の中でも長く働ける環境づくりをされています。
新しいチャレンジや様々な選択をすることができますね。
面白法人カヤック
面白法人カヤックのHPはこちらからご覧いただけます。
面白法人カヤックは、面白い制度がたくさんあります。
制度の1つ「評価・報酬制度」は、報酬を「運」「社員の相互評価」「上司の評価」という3つの要素で決定しているそうです。
そして、その中の1つにある「毎月の給料をサイコロで決め、基本給×(サイコロの出目)%が賞与にプラスα」される制度になっています。なぜこのような制度にされているかというと、”人が人を評価する以上、完璧に公平な評価制度をつくるということは難しい”と書かれていました。
人ではなく運で決めるというのも面白いですね。
株式会社OKUTAオクタ
株式会社OKUTAのHPはこちらからご覧いただけます。
株式会社OKUTAでは社員のモチベーションが上がる施策が多くあります。
その中でも社員の健康や仕事効率の向上を目的として、昼休憩とは別に1日15分程度のお昼寝を認めているそうです。社員が眠くなったタイミングで仮眠が取れるようになっています。
仕事効率を図るために導入されたそうです。
事例を真似ても社員のモチベーションが上がらない理由
実際に事例を用いて社員のモチベーションが上がるのであれば、会社に合った施策だという事が分かります。
しかし、すべての企業が事例を参考にしても社員のモチベーションが上がるとは限りません。
会社によっては仕事内容も働く環境も違うので、事例を真似してもモチベーションが上がらない可能性があります。
確実に社員のモチベーションを上げたいのであれば、どんなことについて不満・不安なのかを把握することが重要です。
社員のモチベーションが上がる社内報の有効活用
前述でお伝えした社内報ですが、社員のモチベーションを上げる方法に最適な手段なのです。
モチベーションの向上以外にも、
・社内コミュニケーション
・離職率の防止
・新卒採用の向上
・経営理念や経営者の想いを伝えられる
の効果があります。
社内報はほめる以外にも、社員インタビューで他の社員がどんなことに取り組んでいるのか、ノウハウを共有したりといろんな情報を共有することができます。
また、pcを持たない社員がいる会社は紙ですぐに配布ができるので、情報が共有しやすくなります。
しかし、社内報に掲載する内容次第で発揮される効果が変わっていきます。
確実にモチベーションを上げたいのであれば、掲載する内容を検討してから社内報を活用してみましょう。
社内報の効果についてもっと詳しく知りたい方は【webで読める事例10選】社内報の4つの効果!社内報を活用する目的と実際の声をご覧ください。
社員のモチベーションを上げる社内報の作り方
前述の通り、社内報を活用することによってたくさんのメリットがあります。
社員のモチベーションを上げる社内報の作り方は、以下のような内容を取り入れることです。
- 成果や評価など社員をほめる記事を掲載する
- 社員紹介などの記事を取り入れる
- 経営者の理念や想いなどを書く
社内報は1回読むだけで全ての情報が把握することができます。
評価されている社員の記事や経営者の理念や想いのインタビュー記事をみることで、いつかは自分も評価されると思ったり会社への不満を減らすことができるでしょう。
社員のモチベーションを効率的に上げよう
社員のモチベーションを下げる原因や上げる方法などについて解説してきました。
社員のモチベーションを上げることは仕事をするうえで重要になってきます。モチベーションが低下していると生産性や成果、離職につながる可能性があります。
もちろん社内報はモチベーション向上の効果があります。さらにはモチベーション向上以外の効果も得られます。企業様に合う合わないがありますので、本記事で伝えた方法も試してみてください。
弊社では紙媒体・PDFの社内報づくりのお手伝いをさせていただいています。社内報を利用して効果があるのか、どうすればよいかわからない方はお気軽にお問い合わせください。
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